新作制作日誌2020 #7
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
先日は新しいアー写撮影を行いました。
撮影はいつもお世話になっているフォトグラファー・大野博さん。
(前回のブログの10代の写真も大野さんです。)
スタジオへ行く道中、近年日本じゃなくなっていた心斎橋の商店街、ガラガラでした...
まぁ数年前までの平日の昼はこんなもんだった。逆に安心してしまった...
撮影スタート!
サクサクと進んで、何パターンか良い感じに撮って頂きました。
今までにない感じ、という事がまた嬉しい。
ありがとうございました〜!
新作録音前の最後の練習動画はこちら。"Blossoming"。
そして今週からようやくレコーディングが始まりました。
今回最も要であるマイク、が写っていませんが使ってみたかった良いマイクを用意して頂いて
良い音で録ってもらっています!あとは自分の演奏ですね...
専門の方にお願いして撮影や録音をしてもらうと、その道のプロの経験・知識そしてセンスを直に感じながら作業できて、楽しいですね。
昨今は自分でカンタンに撮影や録音できるし、ぱっと見それっぽいクオリティにすることも難しくないと思うのですが、やっぱり、当然、プロとアマの差は歴然としています。
自分でいろんな作業ができる、というのは活動していく上で圧倒的な強みではあると思うし、自分の活動も自分でこなしている部分が多いので何とか回っていっている部分も多々あるのですが、
そのバランスを見誤ると、急にハリボテ感がでてくるような...
それに満足してしまって感性や感覚がそこで止まってしまっている視聴者も増えているような...
とにかく!
続きます。
Tommy Emmanuel サンのお話。
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
突然、Tommy Emmanuelさんのお話です。世界中にたくさんのファンを持つトミー、僕もそのうちの1人です。
みんなのギターヒーロー・トミーですが、新しいアルバムを出される様ですね。
再録中心の様ですが、新曲も楽しみです。
The Best of Tommysongs Trailer l Tommy Emmanuel
トミーって誰でしょうか?って方はご自由に調べていただければと思いますが、
僕のTommy 初体験はこのライブビデオでした。当時ワタクシ15才、懐かしいDVD。
Tommy Emmanuel - Live At Sheldon Concert Hall St Louis (2000)
普通に全編YouTubeにアップされちゃって、普通にシェアしているところが恐ろしいですが、
このDVDは当時ニッポンのアコギ好きおじさんの中でも大変話題となり、高校1年生だった僕は、吹田時代の5th-Street(現在は大阪市内にあるライブカフェ)へ学校帰りに寄り道して(家と学校の間に5thがあった!)コーヒーを頂きながら、お店の音響とスクリーンでこのビデオをよく見たものです。懐かしい...
この時はまだ、今のようにトミエマなんて(チャミグリみたいに)略されて呼ばれる日がくることなんて誰も知りません。(Tommyでよくない??)
初めて日本でライブを見た時は、本当に感激しましたねぇ。ドルフィンギターズが招聘してくださって、江坂のMuseで2日連続で観ました。ワタクシ16歳だったかな。ワインを飲みながら演奏されていたのも、フィードバックが止まないモニタースピーカーを蹴り飛ばしたのも、今では良い思い出でしょう、というか当時はそれさえかっこよく見えたものです。
その時バックステージでお邪魔した時の写真が、データじゃなくてプリントされたものが出てきました。
ピンクだなぁ。
その数ヶ月後、アメリカのウォルナットバレーでのフェスに、コンテストに参加するために行く訳ですが、トミーもメインゲストで来られていて、トミーが滞在しているホテルまで呼んでくださった時の写真も出てきました。
故・たかいのもへじさんと、まだまだお元気なプーさんと。
トミーのギターを弾かされるワタクシ...
このフェスのメイン会場で観たトミーのコンサートは、本当に胸にしみて(コンテストの結果が散々だったのもあるけど)、自分の中では忘れられない光景です。その後日本で何度かコンサートにお邪魔しましたが、あのコンサートを超えたものは個人的にはありませんでした。
音楽やその他の芸術って、その時の心理状況で聴こえ方や感じ方が大きく変わるし、うまくいけばこのように一生涯の思い出にもなりますね。素敵。
この数年は生演奏を聴けていないので、久しぶりに聴きたいなぁと。フツフツきてます。
他にも一緒に朝ご飯食べたときやGinaたちと一緒に撮った写真もあったけど、どこいったんかなぁ?まぁ、でも、思い出はきっとこのまま心に在り続けることでしょう。
ところで、この写真のデータが掘り起こされたのと同時に、ワタクシの20歳記念のバースディカード用に撮影した写真データが大量に見つかりました。
もうこんな笑い方、忘れたなぁ(?)。
シャキッとせぇ
と、全データ頂いていたのでめちゃくちゃあるんですが、話が逸れすぎなのと、載せてもしょうがない部分が多いのでやめておきましょう。
とにかく!久しぶりにTommyのギターを聴いていたら、心に希望の光が少し差してきました。
そしていつだって、何をするにしたって It's never too late と信じていきたいですね。
ども、ありがとうございます、Tommy!
It's Never Too Late | Songs | Tommy Emmanuel
新作制作日誌2020 #6 〜弦のお話〜
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
いくつかのトラブルに巻き込まれて、更新のタイミングを逃してしまいました。。
そしてコロナウィルス関係で何かとぐちゃぐちゃになっちゃっていますが
気持ちを保つつ頑張っていかねばなりません。理不尽なことに振り回されない強さも必要ですね。
まずは自分の家族を守っていかねば...!
レコーディング、まだ始まっていません。これもコロナウィルスの影響か...(違う)
使用する弦も決定・以前からしばしば使用している弦について質問されることが多いので、今回は弦について触れておきましょう。
新しいアルバムでは、いくつかの曲をクラシックギターで演奏予定です。
鉄弦ばかり弾いてますが、ガットギターの響きも大好きです。10代の終わりくらいからこっちをメインにしたいと考えていたのですが、いまだ踏み切れず。どちらも弾けば良い。
クラシックギターの弦を色々試すのってすごく時間がかかるので、なかなか捗らないんですが最近のお気に入りはこちら。
サヴァレスのAllianceのハードテンションです。色んな弦を混ぜて構成するのは普通ですが、全部Allianceで潔いでしょう?
鯖があまり好きでないのでサヴァレスをあまり試してこなかったのですが、良い感じです。どう良いのかは試して感じてください...
鉄弦のメインは、ドルフィンギターズ・オリジナルストリングでいきましょう。
これはずっと使い続けている弦ですね。あっ、厳密にいうと数年間はちょっと手の調子がアレだったので、使用を控えていました。というのは、こちらの弦はどちらかというとテンションがアレなので、長いツアーや演奏活動が忙しい時は辛くなってきていたのです。
今の手の調子はそんなにアレではないので、また張り出しています。音色や触り心地は一番好きかなぁ。良いです。どう良いのかは試して感じてください...
いっときは奇妙なゲージの組み合わせを使っていましたが、現在はそんなことはありません。
興味のある方はギターショップ、ドルフィンギターズへお問い合わせくださいね。(電話番号は自分で調べましょう)
Satoshi Gogoのブログを見た!と言って頂くと、あっ、そうですかと言ってもらえます。
もう一つ鉄弦でお気に入りなのが、こちら。
John Pearseの#600Lです。
言わずと知れた、ピアースなのかピアーズなのか、どっちなのか物議を醸すことでお馴染みの弦ですが(普通にピアースやろ)、子供の頃にこの弦を張った時、何が良いんだか全然わからなかった。しかしオトナになってから、ある時に使って以来この弦を素晴らしさに魅了されています。そういう食べ物っていくつかありますよね!
テンションも緩いところも○、でも急に死にます。伸びきる感じ?その辺りのスリルも○でしょう、きっと。
ニューミディアムっていうセットもあって、こちらもおすすめです。ライトゲージから6,2,1弦だけちょっと太いセットなんです。
太い弦を張ると太い音が出る、というのはある意味正解ですし、ある意味不正解でしょう。
答えはいつだって、あなたの心の中...。
さて、弦の選定が済んだところで練習動画。この動画では何の弦を使っているでしょうか?!?
正解の方には弦を1セットプレゼント、したかったのですが実質2択なのでやめておきます。
新しい曲で、"Night Haze" です。
新作制作日誌2020 #5
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
地味にアルバム作り、進めています。スタジオに入るまでもう少しだ!
曲のキーやらなんやら、色々試しすぎて迷ってきました...
それでは本日の練習動画、今はもう違うキーでどうぞ。
"Sing Like a Nightingale" ドリーミーでロマンチックに仕上がりそうです。
関西人を意識したお話。
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
もう先週の話ですが(1週間経つの早...)、
"はなやか関西「文化の道」フォーラム" と題された関西の文化や芸能を紹介・発信するイベントにお呼ばれしましたので、演奏しに伺いました。
関西色が弱いワタクシですが、生粋の浪花っ子でございます。ワイは大阪人やねん。
会場は東京・有楽町、前乗りで築地に泊まっていたのですが、本番前日に生モノは食べない主義なので、美味しそうなお寿司屋さんを見ないようにして、
銀だこ本店を調査しておきました。
ワイは大阪人やさかい、味の感想はきかんといてな。
って10代の頃、地元のマイカル茨木でよく食べていましたが...
なんやかんやありまして、あっという間の4曲だけ本番でしたが楽しませて頂きました。こういったイベントに誘っていただけるのは、関西人としてとても嬉しいですね。
今住んでいる奈良のお話もしつつ、
久しぶりに"Distance"の話をしたら、久しぶりにとてもウケましたので上機嫌で帰りました。
そして、主催の関西広域連合の方がお手紙とプリントアウトされた本番の写真を送ってくださいました。なんと言うことでしょう。わざわざありがとうございます!
心が冷えてしまうことが多いこの頃ですが(実際寒いし)、一気に心が温かくなりました。ネットは便利で不可欠ですが、やっぱりこういった手紙やデータじゃないやり取りって良いですね。
痩せて見える!わーい。天才カメラマンでしょうか?
またご縁がありますように。聴いてくださった皆様もありがとうございました。
新作制作日誌2020 #4
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
寒いのと、中国関係の仕事の予定が大幅に変わってしまったことなどで、depressedなeverydayですが、let's pick ourselves up and move on!
と言うことで、
新しいアルバムの制作、続いております(忍耐強い!)。
極めて地味な作業を続けていますので特に更新することが、実はないのです(包み隠さない!)。
あっ!収録曲、悩んだ末1曲カットして、別の1曲を大幅に編曲しました。(潔い!)
結果、良い方向に流れたかなと思います。(希望的観測!)
今回の収録曲は、以前よりも他楽器で演奏しても活きる、でもギターの独奏の旨味みたいな部分も強く意識して作編曲しております。そして、おじいさんになっても弾いていられるような、弾き続けるための、経年変化を与えられる奥行き みたいな部分も意識しています。(これは表現が難しい)
おじいさんになった時に、握力があるかどうかはわかりませんが!
本日は1曲、PV(practice video)を撮りましたのでシェアしておきますね。
タイトルは Nightfall 。例によって途中までですが、聴いてみてくださいね。
良い曲だなぁ。
続きます!
新作制作日誌2020 #3
こんにちは、フィンガースタイル・アコースティックギタリストの Satoshi Gogo (伍々慧) です。
急な依頼があったり、風邪を引いたり、そんな中ちょっとした演奏があったり
(来てくれたミンナ、ありがと〜っ!)
作業が遅れ気味ですが、コツコツとやっております。
新型肺炎じゃないか、結構心配になりましたが、咳はほぼ無いので多分違うでしょう。
近くで感染もあったようなので、動揺しております。
さておき、
編曲作業もほぼ完了、今回の録音はこれでいこう、というところまで来ました。
この後何か思いついたらそれはそれで...
レコーディングまで、引き篭もって体に馴染ませつつ録音練習もボチボチ始まります。
太りそうだ。
今日は、新曲の短いビデオを撮りましたのでシェアさせて頂きます。
"Shipmates"の時もこんな感じで短いビデオをアップして、聴衆に期待感を煽ってたなぁ。なかなかの策士でしょう?ええ?
今回収録される曲たちは、ここが所謂サビです、ドヤァといった作り方はしていないので、短い物で何か伝わるのか?分かりませんが、やっていきましょう。
アルバム完成後にぜひ全編通して(集中して)聴いて頂きたいものです。
♩星さがし (作曲・演奏 / Satoshi Gogo)
続きます!